メインイメージ

受継ぐものと塗り替えるもの

この家は、歌川広重の東海道五十三次の宿場「日坂宿」の街道近くに位置する。

地域は、江戸時代の面影を遺す建物が点在している地区。

古い町並み街道沿いには面していないものの、街道からの見える面はなるべく住宅であるサインを消し、単純な箱であるイメージを持たせている。

街道のイメージに参加や保存していくのでは、個々では対応できない分、町並みを綺麗に象徴できるようニュートラルな様相とした。

また、生活で必要となる箱を二つに分け、共有スペース棟と個々のプライベート棟に分節し、

住宅の中でも、共有と個室を際出させることにより、住宅の中での静けさ、賑やかさを分けることで落ち着きある空間づくりを目指した。

 

建築場所 静岡県
用  途 専用住宅
構造規模 木造

設計監理担当:木村真輔(旧所員)


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