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食で集う大切な場所

クライアントが違えば、住宅とて全く違う住宅になる。
これは設計事務所に依頼すれば、当然のこと。
要望も異なれば、計画される環境も地域性も異なる。寄って同じものが出来なること自体が有り得ないのが建築である。
このクライアントは、設計事務所に依頼する以前に自らの「住まい」とは、どうあるべきか真剣に向き合った。勿論、設計者に期待する面も大事にされ、自身の家族や将来、今までのここに住宅が建築できることの意、全てを大事にされ継続し、その思いを建築された。
祖父母の家の解体から始まり、住宅が完成に至るまで、設計者と共に自身の住まいに対する思いを形にしていった。
クライアントのご家族の優しさに、住まいづくりの本質を改めて再認識させて頂いた家となった。

建築場所 静岡県島田市
用  途 専用住宅
構造規模 木造
敷地面積 195.97m²
建築面積 82.68m²
延床面積 133.90m²
写真撮影 スタジオメロス

設計担当:石岡幸浩(旧所員)、大矢雅祥


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