6年目の今日、東日本大震災が発生しました。
被災地にとどまらず、日本中に大きな衝撃を与えました。
未だ復興の目途もたたない被災地も少なくありません。
が、実際に被災していない地域では、時が経つにつれて、その怖さや震災に対する意識も薄れてしまいます。
私達、建築設計事務所は、個々の住まいを今一度、防災の意識で見直しをしなければなりません。
構造計算では、構造等級の確認だけで済まさず、被災した際に個々の住まいで何が出来るのか、また何をすべきかを設計時にお施主様と真剣に協議する時間も作ろうかと思います。
個々の住まいが強靭であれば、防災の意識を持った備えが出来ていれば、震災直後からの不便な生活を見据え、設計に何か活かしてみようかと思います。
さぁ、今日は何年か前につくった防災バックの中身を確認してみます。
乾パンは、もうダメだろうか。

ohya