チーク

2021.08.31


当方の設計では、住宅、施設に関わらず造作材として、様々な木材を使用しております。

国産では桧、杉。輸入材では、オーク、チェリー、チーク、ウォールナットと適材適所で使う場所や目的に応じて選定しております。

今回は、一番好きなチークを紹介します。

世界三大銘木のひとつで、世界中で愛されているチークは、見た目の美しさから家具材料や内装材として、またチークは天然オイルを含有していて耐水性に優れていることから、船のデッキ材や客室の内装に使用されて来ました。

人気の高さゆえ、あいつぐ違法伐採と、今では絶滅寸前までになったチーク。

世界中の天然チークは、ほとんど伐採されてしまい、現在では天然チークは、ミャンマーからのみ産出されているそうです。

当方事務所も、この貴重なミャンマーチークで窓を造作して頂きました。

 

そういえば、クラフトコンサートの前社長に、「大矢君、1週間に一度、チークオイルを塗布しなきゃ」って言われておりました。

週一は難しいですが、出来るだけメンテナンスをしていこうと思っておりますよ-

 

写真は、チークオイルを塗って蘇ったところです。

10年の経年変化で、また更に雰囲気が良くなってきました。

素晴らしい材料です。

 


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