「あやしうこそものぐるほしけれ」

2023.02.25


携帯をポケットに入れたまま、勝ってに打ち込まれた文字…みたいですね 笑

ご存知、徒然草の序段。

現代語にすれば…

なんとなく、一日を過ごし、硯に向かいあって心に浮かぶとりとめのないことを書いていると、妙に狂ったような気持ちになる、だそうだ。

どーいうこと?

最初は、浜田省吾のJ.BOYみたいな人かって思ったんだけど、そうじゃないんです。

語釈は、

不思議なほど、いろいろな思いがわいてきて、ただごとではないような感興を覚える、、だそうだ

そんな境地になったことが一度だけ夢でありました。

僕の机の前には、設計の順番待ちで長蛇の列。汗だくでプランを練り、次々渡していく夢。

今思い返せば…笑 やってみたいねー

さぁ、今日は新規の方とお会いします!

 


「なんて事を…」

2023.02.24


建築は周辺環境の影響を受け、また影響を及ぼすもの。

家の隣が工場だったら…

どうしましょう?

工場からの音を和らげつつ、陽当たりは確保したい。

設計屋は、時に大胆に考えます。

3階まで到達する屏風を立て、音の問題を構造体で緩和させ、かつ、視線の方向を限定することで、隣接する工場の存在を消す…なんて事をします。

東南からの採光は取り入れ、かつ、周辺からの視線も気にせず暮らせる。まさにこの建築は、環境を読み解く解答となりました。

写真は、その屏風の写真。

さぁ、今週は大変です…月末まで休まず頑張ります!が、もうちょい布団で大人しくします。

 

 

 


「象の鼻」

2023.02.22


陸屋根(ロクヤネ)と言って建築を純粋な箱に見せる際の屋根形状を言います。

ただ…箱に見せるには壁を四辺を水平に立ち上げますから、雨の処理が大変です。

万が一、雨が屋根に溜まってしまえばプールになり危険ですから、どんな雨が降っても良いようにオーバーフローと言って水の逃げ道を設けます。

この家では、右側に見えるのが「オーバーフロー」

ただ単に配管では面白くないですから、象の鼻のように長くして樹木の水やりに用いました。水やりは雨が勝手にしてくれます。

さぁ、物流倉庫の検査です。

もうちょい大人しく布団に居ます…

 


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