隅切りの家

北西の２面が道路に面する家。

出来るだけ日当りを確保し、西風を遮るよう道路に背を向けるようなＬ型とし、東南に開く間取りとした。

Ｌ型の居住棟に趣味の自転車置き場に繋がる倉庫棟を設けたことにより、建物形状はコートハウスとなっている。

この中央のコートに面することで、全室が採光、通風を得ることになった。

コートには家庭菜園や倉庫棟に行くアプローチも、ここでは家族の動きが全て分かり、互いの行動で家族内を触発するような関係性を生み出すことに繋がった。

設計監理担当：大矢雅祥