西村宣造展
最後の無頼と呼ばれた画家、西村宣造が亡くなって6年半。
画業を偲ぶ展覧会は今も各地で絶えることがない。
生前の眼光の鋭さ、あわせもつ心根の優しさは
アルルカンの姿を借りて吐露する作家の心情と重なるのである。
その画業の一端を振り返る本展覧会、是非ご高覧いただければ幸いです。
- 開催期間
- 2019年5月24日(金)〜6月2日(日)
- 開催時間
- 11:00~17:00 11:00~18:00(5/25・5/26・6/1・6/2)木曜定休
- 展示内容
- 銅版画・ドローイング中心
- 作家名
西村宣造
西村宣造
1943 大阪生まれ
1963 日本大学哲学科中退
1974 パリに遊学 油彩にてル・サロン奨励賞受賞
1978 帰国 エッチング「アルルカン」シリーズ制作
以後、版画、ドローイングによる個展活動を続ける
1984 ジョーセフ・ヘラー『なにかが起こった』表紙絵
1986 リトグラフによる「Mr.N’s a meal」シリーズ制作
ジャン・コクトー『恐るべき子供たち』表紙絵
フランソワ・サガン『厚化粧の女』表紙絵
1987 SOUL 3RD GALLERY 現代版画展出品
1988 版画集『ARLEQUIN』出版
日本現代作家5人展出品(フランス・ポワトウ市主催)
1991 千葉 スポーツセンター・ノア 壁画制作
札幌駅ビル・キリンビアマーケット 壁画制作
1995 版画集『夢窓(6人の女)』出版
1998 介護老人保健施設みどりの杜(横浜) 壁画制作
2004 西村センゾウ鉛筆画展(樂土の森)
2011 樂土の森現代美術展出品
2012 12月、69歳で逝去
以後、各地で遺作展が開催されている