吹き抜け空間
2016.09.19
吹き抜けの空間は、見栄えもして華やかに見えるのですが、ただ単純に大きな空間にするのではデザインの延長にあるものになってしまいます。
写真は、先日上棟したクリニックの診察空間のものです。写真ではわかりにくですが、診察空間が傾斜天井に囲まれる吹き抜け空間になっております。
歯科医院特有の治療時の機械音や患者様のストレスを軽減させることや、視線の先を坪庭に向けることから、吹き抜け空間にしております。
建築は何か機能やコンセプトがないと、せっかくの空間も利用する方にも理解されないことにつながります。
まさに、この吹き抜け空間は、入念に練られたものでなければならないものの一つですね。
ohya
上棟でした!
2016.09.16
先日、神奈川県のクリニックが上棟を行いました。
プレゼン時からの案から、変更になしまして添付の画像のような感じを目指しております。
庭を眺めながらの診察台が4台と特別診察室、カウンセリングルームとありますが、
院全体はコンパクトととし、機能的かつ利用される患者様の居心地を重視した医療空間とされました。
上棟の際も、ご近所の方からも近隣には歯科医院がないので、助かりますとお声を掛けてくださいました。
年内完成、開院を目指しております。
また後日、進捗を掲載させていただきます!
ohya
お清め
2016.09.15
静岡市の現場からです。
3階建ての鉄骨が粗方、鉄骨躯体工事が完了したので、ご家族の皆さんが行った「お清め」に立会いました。
鉄骨造の場合、一般的な木造と違って上棟が1週間程かかります。
木造では大工さんが行いますが、鉄骨では鉄骨業者と鳶職人によって行われます。
木造の場合は、おおむね1日で棟まで納めることができ、「建前」といって簡単な上棟式やお祝いのお酒などをお施主様が職人さんたちに振る舞いますが、鉄骨造の場合は、写真のように主な柱にお神酒を掛け、工事の安全や無事に完成することを祈願することが多いです。
木造でも、鉄骨でもこういった神事があって、次に進む感じがしていつも新鮮で気持ちの良いものと思ってます。
さぁ、躯体工事の次は、中間検査です。
ohya
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