今、リフォームをしている古民家の建具には「葛布」が貼ってありました！

葛布とは、植物の繊維で織り上げた布のことなのですが、知っている人も少ないでしょう。実は掛川が有名な特産地です。その歴史は鎌倉時代といわれています。

で、葛布って…

どんなかというと写真のような布。

建築では建具や襖に使われることが多かったです。

今はもう葛布を生産している方も居るのかどうか…

現在では、貴重な葛布は高級品で伝統工芸として工芸品に使われているようです。

100年前の住宅に触れると、全て天然素材で出来ていることに実感します。

さぁ、午後も図面です。

実際には結構残酷な世界なんです… 設計者選びのコンペって。

考えた案が採用されるかされないが決まる。

決まれば仕事になる。

決まらなければ、そこでサヨウナラ。。。

後悔無いよう提案をしたいと思ってるから、

いいんですけどね。。。一々悔やんでも仕方ない。

経営者の誰しも、またどんな業界でも、そうなんでしょうけど

負けた時は、必ずジレンマに陥る。

人は、いろいろあっても選択し進んで行くんだから仕方ないさ。

欲張りなんだよ。人間は。全部が全部、採用される訳じゃない。

それなら、棚から牡丹餅を待てばよい。笑

てな訳で、今日も図面です。

写真は、朝の散歩で出会うカタツムリ

彼は、いつもマイペース。

先日、プレゼンさせて頂いた住宅案。

当方で決まりました。

建設業界的にも厳しい状況の中、住宅を持とうというクライアント様には感謝です。

こういうクライアント様には、後に福が舞い降りるってのが相場です。

今日は、もうちょっと頑張ろ