「神はディテールに宿る」。

2022.09.30


近代建築家の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエが残した名言。

建築家の思い入れは建物のディテールにこそ表れるという意味です。

これはディテール(細部)にこだわった丁寧な作品には作者の強い思いが込められており、まるで神が命を宿したかのごとく不朽の作品として生き続ける。

カッコイイですよねー、言ってみたーい(笑)

なんてカッコイイ事を言う建築家、昔はそれで良かった。

今は、時間を掛けてでも形にしてくれる職人さんが居ての話。

胡麻を擂ってでも作ってもらう(笑)

考えるのは簡単、それを作る方が難しい。

写真は、階段のディテール。

さぁ、どうやって階段の板を入れたのでしょう?

教えませんけど。(笑)

 


現場からです!

2022.09.29


先日、物流倉庫の鉄骨製品検査をさせて頂きました。

鉄骨造の現場では、構造材を製作中に工場に行き、建物の骨組みとなる構造材の大きさ、材質、溶接部の検査などに立ち会います。

最近は、溶接も機械が行う自動溶接が主です。自動溶接は、正確かつ綺麗な仕上がり。溶接工の職人さんも減ってきているので機械が代わって溶接をしています。

一般的な住宅の木造でも、今ではプレカット工場の機械が構造体を加工してます。

そうなんです、、様々な機械が進歩し、熟練した職人の技を必要とした分野も機械が代行している。

近い将来、AI機能を積んだ機械が設計士の代わり自動的に設計を行うかもしれません。

設計事務所は、向こう100年残る職種なんでしょうか…。

Siriに聞いてみよ(笑)

写真は、溶接工が使う溶接用遮光ヘルメット。アーク溶接時の光から目や顔を守るヘルメット

 

 


「木製建具って」

2022.09.28


木製建具は、やっぱり職人が作る造作建具が一番。

職人の数も減ってしまいましたが…。腕の良い方は、ちゃんと残っている。

木製ですから、メンテナンスは必須です。時にオイルを塗ってあげたり、鍵の調整をしたりと手が掛かりますが愛着が湧いてきます。

人によってはですが…

そうなんです…設計はクライアントさんの価値観と照合させること。

人の価値観によっては、同じものでも美しいって思える人と、これは汚れだと思う人もいる。

どちらも正解だから、建築は面白い。

要は、設計するものが愛されなきゃね。でなければ…長続きしないでしょうから。アレと一緒だ…(笑)

この家も見学会したかったなぁ…

写真は、「居間と土間」HPで見てください。

 


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